2016年東京オリンピック誘致と石原都政

石原都政の大きな失敗は、オリンピック誘致ではなく、次の2つだろう。

①築地移転

②新銀行東京

 

①築地移転は、明らかに現在の場所で建て替えれば済む話であり、わざわざ不便な豊洲へ引っ越す必要があるだろうか?

まして、土壌汚染まであって、土壌汚染は、除去や対策をすれば、たいして問題ではないだろうが、その費用対効果を考えれば、現状建て替えでもよいのではないだろうか?

 

オリンピック誘致に、150億円を突っ込んで、「大した金額じゃない」と石原知事。

たしか、築地の建て替えは、600億円ばかり多く費用がかかるので、豊洲へ引っ越しするなんて言っておりましたが、わずか600億円じゃありませんかぁ~。

 

築地で建て替えにしろ、豊洲に引っ越すにしろ、建物はきれいになって、より便利になるのは、似たようなもの。1000億円のオリンピック積立も、もう必要ありません。

 

築地は、建て替えで決着しても良いと思うがなぁ~。如何?

 

 

話がそれましたが・・・。もう一つの本題に戻ります。

②新銀行東京

400億円の追加出資。

 

一番の問題は、赤字の垂れ流し。

原因は、無担保融資の審査のずさんさ加減。

 

つまり、貸したお金の大半が、戻ってこないで、回収できないのだ。

ありえない。融資というより、お金(税金)をあげたのだ。

 

それも、1000万円単位で、気前よくプレゼント!

中には、貸しっぷりのよさから、詐欺られることも・・・。

 

これはどういうことかというと、

都民の血税を、数円単位で絞りとって、訳もわからない悪党に、ごっそりと融資という名の贈与。

悪を助長しているのか。それとも悪とつながっているのか。回収もろくすっぽしない。

多少はしているかもしれないが・・・。回収不能だなんて。

 

普通、企業であれば、債権回収チームをもっていて、法的手段やあらゆる手段をもって取り立てる。消費者金融なんかは、無担保融資だが、けっして執拗な取り立てをあきらめない。

取り立てやめた時点で、その会社は赤字でつぶれるのだ。

 

そのため銀行は、担保をとって貸すのがほとんど。無担保融資の場合は、審査がとても厳しく、貸出額も極少ない。保証は必ずつける。

 

石原都政は、中小企業を支援するために、新銀行の無担保・無保証融資を始めたそうだが、その理念にそって、ちゃんとした恩恵にあずかっているのは、

たぶん、貸出先企業の20%くらいであろう。その企業は、利息をつけて、ちゃんと返済したに違いない。

残りの30%くらいは、別に新銀行から借りなくても、他の都銀や信金などから借りようと思えば借りれただろうし、なにも、新銀行から借りなくてもよかった。そして最大の失敗は、残り大半の借りた金を返さないで、倒産もしくは、詐欺ったやからでしょう。

 

不良債権率が、10%でも、経営に大痛手だというのに、10%超とは、明らかに異常だ。上手くかもられた。もしくは、石原知事や銀行員も一緒になって、詐欺の片棒を担いだのではなかろうか?そんな疑惑が浮上しても、しかたないくらい。

 

開業当初から、決算毎に100億円程度の赤字を計上して、数年で、当初資本金1000億円のほとんどを使っちゃった。大部分は税金です。

 

なにせ、その後になっても債権回収チームが発足しないこと、そのような活動をあまり耳にしない。

普通だったら、債権回収に血眼になって、貸出先が倒産したら、まず、財産差し押さえて、連帯保証人の財産も差し押さえる(保証はなかったらしいが)。詐欺の被害にあったのならば、それは隠ぺいするのではなくて、公表すべきであろう。税金をいくら詐欺られましたという説明責任がない。悪質なのは刑事訴追すれば良いのに・・・。

 

まぁ、いずれにせよ。新銀行東京は、大失敗だった。

400億円の追加出資は、すべきでなかったと思う。

1000億円が無駄になり、そしてまた400億円の無駄金である。

 

今までのいきさつでは、新銀行東京が、とうてい社内で生まれ変わったと言えない。きっと、再び同じことを繰り返す。またしても400億円が消えてなくなります。

 

そのとき石原都知事はきっと言うだろう。「400億円」なんて、大したことない金額だと。

 

PS:石原知事を責めているわけではない。誤解しないでほしい。

石原知事は、よくやったほうだと思う。

 

唯一失敗と言えるのが、大失敗が新銀行東京の1400億円。

               失敗になる?が築地移転の600億円。

               失敗?試金石?が東京オリンピック誘致の150億円

 

 

新銀行東京の説明責任が、一番つらいでしょう。

設立から現在までの、全貸出金回収率と未回収率と、悪質な貸出先をまとめて、それから収入と経費を差し引いて、現在の状況とあわせて、都民にきちんと説明しないといけません。

400億円追加した理由と今後の方針を・・・。

 

「さらたち」ならば、400億円追加出資する前に、これらをまとめて、情報開示して、新銀行東京を変えます。

 

国民生活銀行と名前を変えて、中小企業ではなく、個人に無担保・無保証融資を続けます。

派遣切りにあった人や、刑務所出所直後の人、山谷の人、都会の公園住まいの人々などに、当面の生活資金を貸し出します。

そう、他の銀行や信金だけでなく、消費者金融でさえも、貸してくれないような人々を救済する目的で、貸し出します。

身分証明書がなくても、口座だって作れます。身分は、都が住宅を無償で貸して、証明してあげれば良いではないですか。仕事もあっせんしてあげます。

人呼んで、人並みに立ち直りを支援する銀行。

返済は、もちろん働いて返してね!!

 

こっちのほうが、大赤字の中小企業支援するよりも、もっと人道的であり、意外と回収率も良いかもしれませんよ。本当。

 

いいアイデアと思いますがね。